引越しの時に便利なものと言われてもいったい何がよいかすぐには思いつかないのではないでしょうか?
ここでは引越しのプロから見てお役に立つ「引越しグッズ」を紹介したいと思います。
ミラーマット・クレープ紙
食器の梱包には1ミリの厚みがあるクッション素材の「ミラーマット」がお勧めです。
引越し業者によっては「ミラーマット」を販売している場合もありますが、殆どの引越し業者は薄い紙製の「クレープ紙」を使う場合が多くみられます。
「クレープ紙」の利点として購入金額が「ミラーマット」に比べ安く、使用後は紙資源として処分しやすいことが挙げられます。
梱包資材として「クレープ紙」でも問題はありませんが輸送時のトラックの振動は想像をはるかに超えるものです。
そして何より引越し業者の作業はとてもハードなため食器などを梱包して入れたダンボール箱の振動に関してもかなりあると言えます。
その点1ミリ厚のクッション材になっている「ミラーマット」であれば、相当激しい振動や衝撃が加わる事がなければ破損が起きる可能性をゼロに近づける事ができます。
「ミラーマット」は食器ひとつに1枚ずつ使用することで安心な引越しが保証されるといえます。
また細かい小物を包んだり、ダンボール箱の隙間に入れることで、衝撃を緩和させるので本当にお勧めの梱包資材です。
大きさは下記の物を参考にして下さい
400mm×400mm
参考資材 | |
クレープ紙 青 48×48cm 240枚パック |
エアークッション(エアーキャップ)
「ミラーマット」では包みきれない大きな食器や額縁などのガラス製品などには「エアークッション(エアーキャップ)」が便利です。
世間一般では「プチプチ」と表現されることが多い梱包資材になります。
小さな電化製品の安全性を考えるのであれば必ず必要な梱包資材といえます。DVDプレーヤー、ブルーレイレコーダーなどのオーディオ機器、キッチンで使用するポットや炊飯器、オーブントースターなど様々の壊れ易いものに使用できます。
小さな電化製品は引越し当日に引越し業者が「エアークッション」を使い梱包してくれる場合もありますが絶対とは言えません。
まったく梱包してくれない場合もあれば一部分だけ梱包してくれる場合もあります。
自己防衛のためにも自分自身で「エアークッション」を使い梱包しておくことをお勧めします。
いざ破損が起きれば嫌な思いをする事になりますので引越し業者頼みにせず対策をしっかりとしましょう。
ミナジップ(チェック付きポリエチレン袋)
「ミナジップ」とは聞き慣れない商品名だと思いますが大変便利なグッズです。引越し業者としてはこのグッズが無ければ商売にならないと言っても過言ではありません。
ポリエチレン袋の口がチャックにて簡単に閉じる事ができます。汎用性が高くタンスや食器棚、本棚などのダボや分解したネジなどを入れておくと紛失予防になります。
引き出しの中の小物やキッチンの使いかけの調味料など、細かい物を小分けにしてまとめるのにとても便利です。
いろいろなサイズがありますが使い勝手が良いのは170ミリ×120ミリが汎用性もあり便利です。
大きさとしては「手のひら」ほどのサイズと考えれば分かりやすいでしょう。どこにでもありそうで無い絶妙なサイズは一度使うと手放せないこと間違いなしです。
不思議テープ・ストレッチフィルム
不思議テープ
見た目はセロハンテープのような形状をしていますが決定的に違うのがテープ同士だけはくっつきますが他のモノにはつかない不思議なテープです。
家電製品のコードやケーブルを束ねるのに便利です。水に強く濡れても使用でき、剥がすのも簡単なため大変便利です。
ストレッチフィルム
「不思議テープ」同様でモノにはひっつきませんが「ストレッチフィルム」同士はつきます。例えるのであれば梱包用の「サランラップ」と考えればイメージが湧きやすいでしょう。
不思議テープより大きなモノを束ねるのに使います。傘などのまとめにくい物にストレッチフィルムを使えば簡単にまとめる事ができます。
養生用テープ
引越し業者が家屋の保護をする際に使用するテープのことを「養生テープ」と言います。
弱粘性のために簡単に剥がせ、糊の後がつかないので使い勝手はとても良く、いろいろな家具や家電にも仮止めなどに使えます。
引越し業者には必須のテープですが一般の方が使っても大変便利のため、1本持っておくと良いでしょう。
ハンガーボックス
「ハンガーボックス」とは衣類をハンガーに掛けたまま運搬できるボックスのことです。
引越し業者でも「ハンガーボックス」をレンタルで用意して貰えますが、衛生的に考えるのであれば新品のハンガーボックスを用意するのがベストです。
レンタルのハンガーボックスは何かと問題が出るケースがあとを絶ちません。大切な衣類がある方は考慮することも必要かもしれません。
その理由についてはつぎの記事に詳しく説明がありますので参考にして下さい。
輪行箱
自転車はその形状の複雑さから、引越し業者にとってトラックに積みにくい邪魔な存在と言えます。
ダンボール箱やタンスのように長方形や正方形ではないので積み込みはとても大変です。そのため自転車の扱いは悪くなる傾向が強くなります。
場合によっては自転車のパーツが曲がってしまう危険性や、逆に自転車の飛び出したパーツによって他の荷物へ傷がつくことも起きています。
自転車を破損から守るためには梱包する必要があるといえますが引越し業者では自転車に梱包を施す事はしません。
大切な自転車の運搬には自転車専用の梱包資材「輪行箱」が唯一効果的と言えます。
まとめ
ここで紹介したグッズは引越しのプロからみても、必ず役にたつ逸品ばかりです。
後悔することがないモノばかり紹介したので、ぜひ使ってみてください。
きっとその便利さに、唸ること間違いありません。