見積もりを依頼したあとにキャンセルをすると、結構面倒なことになります。
どこの引越し業者も見積もり依頼を紹介してもらう為には、紹介料を払っているからです。
それはインターネットの見積もり比較サイトであったり、賃貸仲介業者や不動産業者などの紹介出す業者はすべてと言えます。
引越しの見積もりを希望する人の情報はタダではない
タダで引越しの見積もりを必要としている人の個人情報など手に入ることはありません。
つまり、引越しをしたいと思っている人の個人情報を引越し業者は買い取っているのです。
有料で情報を買いとるという事は、無駄に出来ないという事でもあります。個人情報を買い取ったからには自社で引越しを決めて貰わないと損することになるのです。
その為、引越し業者としては見積もりのキャンセルや、引越しをキャンセルをされると、ただ単純に赤字となるので必死に繋ぎ止めようとします。
その行為が行き過ぎた結果が、嫌がらせとも取れる行為になるのです。
見積もりにつなぐために必死
引越しを考えている人の個人情報を買い取ったからには、無駄な経費にしない為には電話でアポイントを取ります。
それも尋常ではないほど必死とも言えるのです。
その為に引越しの見積もり依頼があれば、夜中でも電話をする業者がいると言うわけです。他社に負けない為にはのんびりしては負けてしまうのでガンガン電話をします。
そのような行為が嫌で引越し業者の見積もりをすることに嫌悪感を抱く人が多くいるのです。
電話が繋がるまでかけまくる
電話で繋がらない場合は、エンドレスに電話をかけ続けます。
その数は一日に数回はあたり前、それこそ多い時は1時間おきに朝から夜までかけ続けることも当然のように行われます。
個人情報に複数の電話番号があれば、すべての電話番号にかけまくります。
その行為は鬼気迫る勢いで、引越し業者である内部の人間でも引くくらいです。そのために電話が繋がっても怒られることが良くあります。
「何回も掛けてくるな!」
ひとつの引越し業者だけではなく、複数の引越し業者が同じように電話をかけるので依頼者としてはたまったものではありません。
見積もりを断ってもしつこい
電話で見積もりを断っても、しつこく電話をしてくる業者もいます。
「なんとか少しだけでもお話を…」
「他社はいくらで提案しましたか?」
何とか食い込もうと必死に連絡をしてくるのです。
もっとひどい業者になれば自宅まで押し寄せてくるところもあります。それくらいしないと他社との競争には勝てないのです。
あまりにもしつこいので、その引越業者が怖くて断ることができず、契約をしてしまう人もかなりの数を聞きます。
特に女性の方は決めた理由に「断ることが怖かった」という回答があります。
この様に、見積もり依頼をする側から「嫌がらせ」と取れる行動は、引越し業者にとっては当たり前の行動であり、通常業務の一環と言えるのです。
一般的な考えとしては「嫌がらせ」と取れるのですが、引越し業界自体が競争激化のために感覚が麻痺しているのが怖いところです。
まあ、結論としては「嫌がらせ」は無いと言えます、ただ業績のために行き過ぎが横行しているのも事実です。
電話で断るのが苦手な人は注意
見積もりを10社とか多くすることは、大きな値引きを引き出すのには大変有利になります。
しかし見積もりを依頼する労力の何倍もの苦労が「断る」ということです。安易に考えては引越し前に疲れ果ててしまい、気分も害することになるので注意しましょう。
あまり断ることが得意ではない人は見積もりを依頼する引越し業者の数は必要最低限にした方が賢明です。
その為にオススメするのは見積もりする引越し業者を自分で絞り込める「LIFULL引越し」か、引越し業者と直接やり取りが必要ない「引越しラクっとNAVI」が安心できるでしょう。
詳しくは「引越し見積もり比較サイトランキング」を参考にしてみると良いでしょう。
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