多くの方に見て頂いている「お日柄カレンダー」実際には大切なのでしょうか?
「お日柄カレンダー」を更新した機会に少し考えてみる事にします。
人気記事の上位は「お日柄」関係
当ブログの人気記事は見事に「お日柄」関係が上位を占めます。
やはり引越しを考える際に優先事項として「お日柄」に強い関心がある事が見て取れます。
不動の人気記事1位は「仏滅日に引越しするのは大丈夫なの?」
「仏滅」というキーワードは検索でも常に上位を占めています。
この検索結果から考えられる事として、良い日ではなくても構わないけど「仏滅」のような悪い日は避けたいという考えの表れだと思います。
そう言われてみると引越しの見積りの時に、「仏滅日はイヤだ!」という方が多くいた事を思い出します。
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仏滅日に引越しするのは大丈夫なの?
credit: appropos via FindCC 引越しの時に疑問が出る事の代表的な物に「お日柄」があります。お日柄の中でも「仏滅」に関しては避けられる傾向があることは事実です。 ...
なぜ仏滅が嫌なのか?
実際に仏滅が嫌な方と話をすると良くある答えとしては、「悪い日はイヤだ」という単純なものが大半なのです。
本当に色々な暦を研究して日程を指定される方もいましたが、ほとんどの方が単純に「良くない日でしょ?」という事を言われるのです。
「六曜」で悪い日でも「十二直」や「二十八宿」では良い日もある
引越し業界では仏滅や大安と言った日に代表される「六曜」が使われる事は圧倒的に多いのですが、「十二直」「二十八宿」も使われている事も事実なのです。
例えば仏滅でも「十二直」で良い日もある
下記のカレンダーを見て頂きたいのですが、12月16日は「仏滅」になっていますが「十二直」では「満(みつ)」といい万象万物ことごとく満湓される良日とされ、建築、移転をはじめ結婚、祝いごと、種まき、土動かしすべて吉となる大変良い日なのです。
この事実を知れば「六曜」の仏滅だけで決める方はほとんどいないのです。
ただ今までは知らなかっただけなのですから。
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ズバリ!お日柄とは何ですか? (六曜・十二直・二十八宿)
credit: Alen Ianni / Stand Up to the Sun and welcome the new day! Good Morning! お日柄(おひがら)とは引越しに適している ...
引越し屋で「六曜」しか話さないのは新人
引越し業界で新人の営業マンは覚える事が多いので、とても大安や仏滅と言った「六曜」しか話せないのです。
新人として覚える事に「荷物量の確認」「行程の提案」「電気工事の案内」「引越しプランの提案」「料金の算出」などを短い時間で顧客に提案をしなくてはなりません。
それは普通に考えるよりはるかに大変な事なのです。
営業マンの質が「十二直」を過去のものにする
「六曜」が世間一般に知れ渡っているのに、大変な見積りの時にあえて「十二直」や「二十八宿」を覚えて提案する余裕はないのです。
それは契約をせまる事が最優先だから仕方がないのですが、「六曜」しか知らない営業マンを見ると「プロ」とは何か考えさせられます。
試しに「十二直で良い日柄を考えている」と営業マンに相談すれば、引越しの「プロ」としての知識がある程度計れることでしょう。
お日柄を取り扱う引越し業者が「十二直」すら分かっていないのですから、当然「十二直」は過去のものと追いやられるのです。
結論 お日柄は大切なのか?
正直言えば考え方次第です。
私の個人的見解からすれば、良い日を考える事が一番ではないでしょうか?
「仏滅」は悪い日なんでしょ?ではなく、引越しに良い日はどの日かを中心に考えると「六曜」で考えたり「十二直」「二十八宿」で考えたりと幅が広がるのではないでしょうか。
とにかく良い日柄という側面から見て行けば、「仏滅」というある一面の悪い側から見るよりはるかに暦を考えるのに興味がでる事でしょう。
そうして考え納得した「良い日柄」が引越しに適しているのです。それは突き詰めた結果「お日柄」なんてどうでも良くなるのかもしれません。
それでも「お日柄」は大切
しかし、やっぱり「お日柄」は気になるものなのです。それならば少しだけ「お日柄」について考えてみては如何でしょうか。
「お日柄」について知れば引越しの日程の幅が広がる事は確実なのですから。
最新のお日柄カレンダー
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2019年「お日柄カレンダー」最新版
お日柄とは古くから行事の際に参考にされてきたもの 下記の「お日柄カレンダー」を参考にして、引越し良い日を考えては如何でしょうか。 カレンダーはこのページに記載していますが、お日柄についてはつぎのページ ...