引越し作業の前に質問として多く聞かれるのが、「ご祝儀」は必要であるかということです。
日本では古くから「心づけ」や「ご祝儀」と呼ばれる、習慣があります。
しかし、「ご祝儀」とはいったいどうすれば良いのでしょうか?
引越しのときに「ご祝儀」を頂く機会は3割程度
この回答は引越し業者の正式な回答では無く、私の個人的見解であると言う事を前提に話しをさせて頂きますので、ご理解のほど宜しくお願いします。
私の会社の周囲の話しをまとめると、ご祝儀を頂ける割合は2割~3割程度になります。
金額にして頂ける場合に1回に対する1人当りの金額は1000円~2000円。その中でも圧倒的に1人1000円を頂ける割合が高くなります。
ただし現金ではなくお弁当やジュース、お菓子などを頂ける事も多く、よくお菓子を頂きましたと喜んでいる従業員を見かけます。
引越しのご祝儀は現金以外にもいろいろとある
本当に気持ちの問題になるので現金であろうと食べ物であろうとかまわないと思います。ただし正直なところご祝儀を頂けると何だかとても嬉しい事は事実です。
何か頑張らなくてはと思ってしまいます。決してご祝儀が無ければ手を抜くわけでは無いのですが、ご祝儀を頂けるその心遣いが嬉しいのです。
お金という物の価値ではなく心遣いというものが具現化したものが、ご祝儀なのではないでしょうか。
それは例えばお客様が宜しくお願いしますと言いながら、作業員の両手を取って一生懸命に握手をする様な感じではないかと思います。
その様な事をされてしまうと作業員も頑張ろうとする気持ちが溢れてくるのです。その感情は握手という行為が無ければ出てこない感情です。
ただ、私たちは握手を求めている訳ではないのです、握手という行為が無ければ手を抜く訳ではないのです。
握手という行為があった為に気持ちが動いたという事です。
なんか伝えづらいですがご祝儀に対して気持ちが動く事は事実という事です。ただ、お金と言うものが本質ではないという事を言いたいのです。
ご祝儀は出すべきか
率直に言えば頂ければ嬉しいです。
しかし、ご祝儀の有無で作業の質は変えません、というか変わりません。
引越し屋をしている者は結構ですね、喜んで頂ける事が嬉しいのです。感謝される事に価値を見出す事が出来る人種なのです。肉体労働系、体育会系な部分が多いのです。
頭で判断するよりも心で判断する人種が多いと思います。言い方を変えると「バカ」が多いと言うことです、計算高くないという事だと思います。
本当に私の個人的見解ですので、あとは引越しされるご本人が考えて頂けると良いと思います。