引越しの見積り依頼方法はいろいろありますが、現在一番メジャーな方法といえば、パソコンやスマートフォンから簡単に複数社の引越し業者に依頼することができるインターネット見積り依頼です。
インターネット比較サイト
「引越し比較サイト」がそれにあたります。それぞれの「引越し比較サイト」から自分自信の情報を入力すると、引越し業者から連絡が入ります。
その後、荷物量により電話での見積りか、訪問見積りのどちらかになります。単身の引越しは電話見積りの引越し会社が多いようです。
ただし訪問見積りの場合、注意点として「引越しの見積もり時間はどれくらい?」の中でも書きましたが、1件の見積り時間は最低1時間は考えておきましょう。
引越し業者が、30分で大丈夫と言っても1時間の間隔は持ち、ゆとりを持った見積りをお願いした方が、良いプランと頑張った値引きを引き出し易いです。
引越し業者も人間です、30分しか時間が無ければ、何も提案も出来ない為、ただ金額を出すだけの見積りになります。そこには創意工夫も無くただ単に時短化された流れ作業のように、仕事をこなすだけになります。
提案をさせる時間を持たせるだけで、驚くほど良い提案と、お値打ちな金額が出てくるかもしれません。
法人紹介
「法人紹介」とは、簡単に言うと不動産業者からの紹介の意味になります。
賃貸の家なら「賃貸業者」、戸建てや分譲マンションへの引越しなら、物件販売業者が提携の引越し業者に見積り依頼を出します。
見積りの連絡は、引越し会社から入りますので、連絡があった段階で見積りの訪問日を決めます。あらかじめ日程を考えておくと良いでしょう。
通常の場合「法人紹介」は、お客様に3件前後の引越し業者を紹介します。法人によっては1社のみ提携をしている場合もあります。インターネットのように10社紹介などはありません。
なぜなら、提携して内容が分かっている引越し業者しか紹介をしない為、数はしぼられています。下手な業者をお客様に紹介すれば、大問題になってしまう可能性がある為、ほぼ大手引越し会社しか紹介をしないです。
大手引越し会社としても、提携の法人紹介ならば、特別扱いになる事もあります。思わぬお値打ちな提案があるかもしれません。
知人紹介
前回に引越しを利用した知人の方の紹介で、お見積りに伺います。
最初の連絡は、知人の方から引越し業者に連絡を入れて頂くか、自分自身で引越し業者に連絡を取り、紹介者して頂いた方の名前と引越し日などの情報を伝えます、情報が照合されて知人紹介となります。
通常は前回の作業が良かった場合や、お値打ちに引越しをした場合に知人の方を紹介して頂けます。
当然知人の方から、勧めて頂いていますので、1社だけの引越し業者の見積りが多いですが、最近では「知人紹介」にプラス「引越し比較サイト」や「法人紹介」を頼む方も増えています。
前回利用
その名の通り、前回利用した方が再度同じ引越し会社に、見積りをお願いすることです。
前回利用の場合、他の引越し会社の見積りは呼ばない事が多かったのですが、現在は前回利用の方も「知人紹介」と同じように、「引越し比較サイト」や「法人紹介」をプラスして依頼することが増えています。
他にも、「トラックを見て」「ご近所」「ホームページ」「インターネット」「雑誌」「電話帳」などの様々な媒体をきっかけにして、引越し業者を知り連絡をいただける場合もあります。
総評
このインターネットの普及した現代には各種見積りの依頼の提示はネット上で完了するイメージですが、引越しの見積りは必ず電話でのやり取りが必要になります。
特に単身者以外の見積りは自宅に訪問して頂かないとできません。
インターネット見積りだからと思い、考えなしで引越し業者に依頼すると、ほぼ全ての会社から電話連絡が入ります。
特に電話などの人との直接的なやり取りを避けたい為に、インターネットからの依頼をした人にとっては、ビックリする事だと思います。
依頼した数をすべて、電話のやり取りをして訪問見積りをしてもらうつもりなら良いのですが、あまりその様な事は苦手な方は、よく考えて見積り依頼をして下さい。
気軽な気持ちでたくさんの引越し業者に、見積り依頼をして後悔してる方をたくさん見ました。
ご自身の扱える数を考え、依頼することが良いと思います。
お気に入りや、気になっている良さそうな会社が有るのなら、取りあえずそこだけ見積りを取ってからでも遅くは有りません。
引越しシーズン期以外は、見積り依頼したその日には訪問に伺う事が、可能な業者の方が多数あるのが事実なのですから。(但し、シーズン期は見積り自体断られる事もありますので注意)
情報に煽られていきなり引越し業者を、10社呼ぶような事は避けた方が無難です。
あまり多くの引越し業者とやり取りをしたくない人には、自分で引越し業者を指定して見積もりができる「LIFULL引越し」がオススメ。