「日本通運株式会社」もう語る必要のない大手物流業者であり、総合物流国内最大手です。
日本通運とは
総合物流国内最大手、その中での個人宅の引越しを担う輸送部門は常にシェアと売上高を上位維持している最大手の引越し事業を展開しています。
運送事業としてはありとあらゆる物を運ぶ事が出来るまさに別格中の別格の総合物流帝国と呼んだ方がいいのではないかと思います。
運ぶものは代表的な「美術品輸送」「国際貨物輸送」「現金輸送」「重量品輸送」など思い付く物ほぼ全て日本通運で運ぶ事ができます。
引越し部門は特に一般向けは力を入れていない印象がありました、昔は引越し部門は赤字と聞いた事があるくらいでしたが、現在は引越し専業の会社を脅かす存在になっています。
強い単身パック
独自の輸送網を持っている日本通運は「単身パック」を売りにして強力に引越し専業社と競っています。当然「単身パック」のように宅配便の大型版のような形態をとる事が出来ない引越し専業者は苦戦を強いられます。
本当に荷物の少ない方は日本通運やヤマトホームコンビニエンスの 「単身パック」が魅力的になると思います。通常の引越し業者には出来ない輸送体系のため、真っ向勝負は出来ないのです。
ただし荷物量は少なめ
単身パックS(所定のカゴに入れる形です)
横幅 108cm
奥行き 74cm
高さ 155cm
単身パックL(所定のカゴに入れる形です)
横幅 108cm
奥行き 104cm
高さ 175cm
ただし注意点として細かく追加料金がかかる為に見積もり次第では、引越し専業の通常のプランの方がお値打ちになる事もありますので注意して下さい。
強い長距離輸送
さすがに総合物流国内最大手です、距離の有る引越しはかなり強いです。
通常の時期はあまりお値打ち感が少ないのですが、引越しの繁忙期に限っては驚くほどのお値打ち料金で提示が出るために、繁忙期の引越しは早めに予約でいっぱいになる事が多いのです。
「サカイ引越センター」「アリさんマークの引越社」の様な引越し専業にとって繁忙期に日本通運と見積もりを比較される事は避けたいのです。
ありえない金額提示が出て追随できない事が有るからです。さすがに長距離便は日本通運の強さを無視は出来ない状況なのです。
見積もりは非常にソフト
日本通運の営業は「ご利用して頂けるなら宜しくお願いします」というスタンスで見積もりをしている感じです。しつこくされたくない方にはお勧めです。
まとめ
見積もりの際は引越し専業の中に「日本通運」を入れてはいかがでしょうか。数を多く取るよりも比較がし易いと思います。
特に「長距離」の引越しと、物がほとんど無い様な「単身」の引越しはお勧めできると思います。