引越しの比較の為に多くの業者を呼んでしまう事はよくあることですが、多く呼んで一番困る事は断りを入れる時だと思います。
断りの方が大変
引越しの見積もりの場合、多くの方は複数の引越し会社を見積もりに呼ばれると思います。しかし見積もりの依頼をすることは簡単なのですが、断るときが大変なのです。
直前に見積もりキャンセルが入ると損失がある
他の会社に決まった為に断りの連絡を入れても簡単に見積もりをキャンセルさせてもらえない場合があります。
当然ですが見積もりのキャンセルは自由なのですが、引越し業者としては見積もりに伺うために、時間を予定して営業マンも1名を確保しているために直前に見積もりをキャンセルされてしまうと損失になってしまうのです。
もうその時間帯は他の見積もりに充てることも出来ず無駄な時間になってしまうのです。仕方が無い話しなのですが、訪問の5分前にキャンセルが入る事もあります。
帰るに帰れない事情
さすがに「またの機会をよろしくお願いします」と言ってさらっと帰ることは出来ないのは理解頂けるとは思います。
「見積もり無料」と言っていますが、当然のこと経費は莫大にかかっているのです。スーパーの試食は無料ですが経費は0円ではないのと一緒なのです。
ではどうすれば良いのか
正直に言うと「ごめんなさい」しかないと思います。
引越し業者を決めてしまったのですから仕方がない事です。そんな事は引越し業者は分かっているのです。
しかし分かっていてもやり切れない思いがあるだけなのです。だから「ごめんなさい、とても良い方が来てくれて決めてしまいました」でいいと思います。
間違っても「お値打ちだったから」とかの理由ではしつこくされます、まだ提案のしようもあるのですから。しかし「いい人」で決めたという事は引越し業者として、ぐうの音も出ないのです。もう降参するしかありません。
「見積もりは無料なんでしょ?」と言われるより気持ちがいいのです。申し訳ないという気持ちは伝わりますから、それでいいと思います。
しつこい業者もいる
見積もりを断ってもしつこく迫る引越し業者はあります。
対処方法としては、少しでも話しを聞くそぶりを見せてしまうと余計にしつこくされますので、「ごめんなさい、本当にもういいです」とキッパリと断言して下さい。
間違っても引越し業者が言わせる、断り文句を使わないようにした方がいいと思います。
断り文句とは
- 引越しが無くなった
- 引越しの日程が未定になった
- 会社指定の業者があった
- 知り合いが引越し業者にいた
- 見積もり時間に帰れなくなった
- 今から急に都合が出来た
この様な見積もりキャンセルの理由は引越し業者がお客様に言わせる代表的な断り文句になっています。あまりにも多用しているので聞き飽きている状態です。
ひどい業者になると「家族が体調を崩した」「親戚の不幸があった」などひどい理由を言わせる所もあります。
当然ですが本当の場合もあると思いますが、お客様の自宅に行くと他社の営業マンが居たという事がほとんどです。
巧妙な手段
断り文句の後が巧妙なものもあります。
引越し業者を決めてしまったことは言わずに見積もりを日延べしたように装う事です。それっぽいように次の見積もりの日付と時間まで決めるのです。
しかし再度その指定日に行くと自宅に居ないのです。電話をかけると「もう決めました」となります。つまり自宅に居ない日を指定して引越し業者が来ても大丈夫なようにします。
こんなやり方を勧める引越し会社がありますので、そのような提案は乗らないようにしましょう。
このやり方はライバルを蹴落とす事にはたいへん効果的ですが、「モラル」が崩壊しています。企業は競争と思いますが「モラル」を持って競争したいと思います。
まとめ
断りはきっぱりと揺ぎない意思で伝える。
勢いで引越し業者の提案する変な断り方法を受け入れないことです。