人生最大のイベントであり、最大級の喜びである「結婚」
晴れの門出、人生の最大のイベントである「結婚」を万全の準備でのぞみたいと思う事はごく当然の事です。
結婚のために引越しをする場合は新郎新婦二人の引越しが同時に行われるため、特に注意が必要と言えるでしょう。
結婚に必要な「お日柄」は引越しでも重要
結婚の為の引越しにまず注意する必要があることは「お日柄」だと思います。
実際には結婚式には「お日柄」を気にして日程を決めた方は多いのではないでしょうか?しかし引越しに対しては意外と気にしていない方が多く見られます。
お日柄は親御さんが気にする
結婚は本人の為のものですが、親からすればいつまで経っても子供は子供です。晴れの門出を二度と来ないこの日を「最良の日」で送り出したいと思う事は当然のことだと思います。
「お日柄」の考え方は一般的な大安・仏滅に代表される「六曜」が使われることが多いのですが「十二直」「二十八宿」という暦の見かたも良く使われます。
どの暦でも差支えないと思いますが親御さんにとっては六曜の「大安日」が無条件に良いと言われることが多いことは事実なのです、何はともあれ「大安日」という事はある意味常識なのかもしれません。
暦についての参考記事
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ズバリ!お日柄とは何ですか? (六曜・十二直・二十八宿)
credit: Alen Ianni / Stand Up to the Sun and welcome the new day! Good Morning! お日柄(おひがら)とは引越しに適している ...
夫婦で引越しの日程をあわせる
通常行程で多いことは夫婦同じ日に引越しをすることが多いです。
夫婦が別々の日程で引越しを行う事はほとんど聞いたことがありません。やはり同じ日に合わせて引越しする方が効率的になります。あとは夫婦そろっての引越しという大イベントを別々に行う事は少ないように思います。
ただし夫婦がお互い近距離に住んでいるのか、遠距離になるのかによっては日程が変わる事があります。
夫婦の引越しを同時進行する場合
メリットとしては引越し時間の短縮になります。それこそ半日で夫婦2件分の引越しが完了してしまいます。
ただし引越し先は夫婦が合流する事になりますが、それぞれが今住んでいる家からは1人でそれぞれに開始する事になります。その際のメリットは同時進行するという時間的な短縮を考えることができますが、別々の行動をすることは多少デメリットかもしれません。
しかし時間的な短縮はある意味、最大のメリットであるとも言えることも事実なのです。
他に心配な事としては積み込みが完了してからは、お互いに新居への移動方法があれば良いのですが、無ければ少し大変な事になります。
引越し業者のトラックには乗る事はできない為、予め移動手段は確保しておく必要があります。移動に時間がかかってしまい追加料金が掛かる場合もあるかもしれません。
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引越しのトラックって乗せてもらえるの?
credit: Skype Nomad via FindCC 結論から言いますと、トラックにお客様を乗せる事は出来ません。 どんなに頼み込んでも、引越し業者は絶対に乗せることはしませんので、移動手段は ...
1日かけて順番に引越しをする場合
「結婚」の際に一番多い引越しの行程が夫婦の2件の引越しを1日かけて行う事です。その場合は荷物量や距離によって行程は若干変わります。
引越しの距離が近い場合
単純に1日2回の引越しをします。その際は午前中に奥さんの引越しを行い、午後からご主人の引越しを行うという行程を組みます。
時間的には2件分の引越しですから1日かかってしまいますが、夫婦が常に一緒に行動できるメリットがあります。
夫婦が行動を共にするために移動手段の心配をする必要がないことは代えがたい物かもしれません。
引越しの距離が遠い場合
あまりにも荷物量が多い場合は難しくなりますが、1台の大きめなトラックに順番に夫婦2件分の荷物を積み込みそのまま新居に搬入します。
近距離の引越しでも行える行程ですが、距離が遠いほどメリットが高いものになります。
無駄に往復する必要が無く、行程を簡素化できるメリットがあります。
予期せぬことがあっても二人揃えば対応できる
水道、ガスの立ち合いや退去の立ち合い、新居のカギの引き渡しなどが発生することを考えると共に行動するメリットは計り知れないと思います。
夫婦別々の引越し業者を使うメリットは少ない
夫婦2件分の引越しをするのですから別々の引越し業者でも構わないことなのですが、できれば合わせて同じ業者にした方がメリットは多いのです。
今まで見てきた行程はすべて同一の引越し業者を利用する前提です。夫婦で異なる引越し業者ではこの様にうまくは行きません。
ただし県外からの引越しである場合は別々の引越し業者にするデメリットは少ないともいえます。
まったく異なる地域から異なる日程で引越しをするのであれば、別々の引越し業者でも構わないと思います。
同じ引越し業者にしたとしても違う営業所からのトラックならばあまり他社を使う事と違いは無いことが実情だと思います。
その地域でそれぞれが良いと思う引越し業者を利用する事で問題はないのです。
余談ですが昔は大きなトラックにする事をお薦めしました。
花嫁を送り出す事に豪華さを演出する意味合いがあったのです。地域の特性もあるのですが2トンの荷物量なら3トンを用意するなど見栄えを良くする事を考えてもよいかもしれません。
その場合は親御さんが主体になっての話しだとは思いますが、いかがでしょうか?
まとめ
結婚の為の引越しに重要なことは「お日柄」と「行程」になります。
しっかりと良い「お日柄」で「行程」を考え引越しを行なう様にしましょう。