新築戸建ての場合には家屋の部分が完成していても、その周りである外構が完成していないケースが時折り見かけられます。
外構が出来ていない事はデメリットが多くあります
家屋の周りにコンクリートを施工していない為に土が家の中に入る危険性があります。いくら注意しても土の進入を防ぐ事は困難であるのです。
引越し作業は玄関や窓を開けて行いますので、風が吹くだけで部屋の中に土が入り込んでしまいます。作業員が埃を立てるという考えも出来ますが、作業を行うという事は埃を立てずに行うことは不可能であるのです。
外構が完成している状態でも土が多少は部屋の中まで入ってしまうのですから、コンクリートを施工していない状態の土だらけの状態では進入を拒む事は難しくなります。
本当に土の進入を最小限したいのであれば、外構が完成してから引越しをするしか方法はありません。気にされる方は引越し日を完成に合わせる様にしましょう。
破損の可能性も多少増えることに
外構が完成している場合は特に気にする事もないような段差の階段になりますが、外構が出来ていない場合は段差と表現するよりも急な上り坂であり大きな段差となります。
足場も悪く荷物の搬入には適さない事は事実です。足場が悪いという事は当然ですが、足を滑らしバランスを崩して荷物を落とす事やぶつけてしまう危険性は否定できません。
最悪な状態が雨天時の引越し
雨が降れば外構の完成していない状態は土がドロドロにぬかるみ、非常に引越しにとって難易度が高くなります。晴れの日よりもいっそう足場が悪く作業員が転倒する危険性すらあるのです。その場合は当然荷物を持っていれば破損に直結します。
家屋の中、特に玄関は泥だらけになる事は防ぎようがありません。引越し業者にとっても外構が出来ていない状況は対策をすることが出来ない事なのです。逆に外構が出来る様に段取りをしっかり取って欲しいと思ってしまう事なのです。
外構が出来てない場合対策をする
施工業者の遅れもしくは外構は後回しの予定ならば引越し業者の搬入経路は最低限作るように施工業者と打ち合わせをする様にしましょう。
大きく段差がある様なら小さい間隔で踏み板を敷くだけでも変わります。段差が大き過ぎると引越し作業員の姿勢が不安定になり荷物を落とす原因になります。段差は極力小さくすると安定した運搬が可能になります。
ブルーシートの活用
玄関付近の対策は業務用のブルーシートが効果的です。ブルーシートを敷く事により土が舞う事の防止になりますので、家屋の中に土が入る事を最小限に抑える事ができますので、最低限大きめのブルーシートは用意するようにして下さい。
ブルーシートの入手方法は施工業者に相談すれば用意してくれる場合があります。一度聞いてみるのも手かもしれません。
自分で用意するのであれば、ホームセンターにて販売していますので購入しては如何でしょうか?引越し当日に土だらけ、泥だらけのなる事を考えたならば賢い選択かもしれませんので一考することをお勧めします。
まとめ
引越し当日までに外構が完成しないのであれば、小さい段差になるような搬入経路を確保する。
土の進入対策にはブルーシートを必ず用意する様にしましょう。有ると無いでは格段に変わってきますので引越し屋としてはブルーシートを推奨します。