数々ある引越し会社ですが評価はいろいろ有ります。実際の仕事ができる作業員ってどんな人なのでしょうか?
引越しができる作業員はまず挨拶ができる
最初の挨拶で良い作業員かどうかは分かると思います。
当たり前のことですが、挨拶一つも出来ない作業員は仕事も雑です。この様な作業員に限って『仕事はできる』と思い込んでいるバカな子が多いのも引越し屋の特徴かもしれません。
引越しを仕事と捉えていない、スポーツ競技の様な物と考えるアルバイトも多くいます。
挨拶も無しで部屋の中に入る作業員
引越しの開始時には責任者が作業前の確認をお客様としますが、その時に勝手に部屋の中に入り荷物を運び出す作業員がいます。
通常は確認が終わってから作業開始となるのですが、開始前に暴走する作業員がいるのです。本人は間違いなく『おれって段取りいい~』と思っているのですが、自分本位な作業になる事は目に見えています。
責任者を認めていない
この様な作業員は間違いなく責任者の事を認めてはいません。
『俺の方が先輩』だとか『俺の方が仕事が出来る』とか思っている事が大半です。特に困るのがちょっと社歴が長いアルバイトが自分より社歴の浅い責任者に対して横柄な態度に出るのです。
嘘のようなホントの話し学校の部活の先輩後輩のようなのです。特に社会人経験の無いアルバイトがこの様な勘違いを起こす事が多く有るのです。
作業が早い = 仕事ができるという思い込み
引越し作業は肉体労働のためにスピードが有ると仕事が出来るという雰囲気が溢れています。
確かに時間的な制約もある為にスムーズな作業が必要となる事は事実ですが、お互いが競い合うようにスピード重視になる事が非常に多いのです。
特に若い作業員はスポーツの様にスピードを競い合います。『俺の方が早い!』仕事が出来るだろうと勘違いするのです。
服装の乱れは心のみだれ?
夏場の暑い状況では有る程度は仕方のない事ですがそれは作業中の話しです。作業開始前からシャツが出ていたり袖をまくるという事は会社は基本的に認めていない場合が多いのです。
まあ当然すぎる社会的常識だと思いますが分からない作業員もいるのです。
スポーツや武道でも挨拶の時には服装を正すことは当たり前の事であり、そんなことも出来ない者は注意を受けるはずです。
引越しにスポーツの様な感覚を持ちだしているのに、スポーツでのマナーや礼儀は持ち出さないグダグダの作業員もいるのです。
自分本位の作業員は破損を出す
この様な作業員が荷物や家屋に傷をつけない様に注意を払うでしょうか?
私の経験上で破損を多く出すのはこの様な作業員であるのです。自分が早いスピードで作業をこなす事に酔いしれて、本来の目的である顧客の為の引越し作業ではなくなっているのです。
お客様の前で怒鳴る
最悪な事はお客様の前で下の立場の作業員に対して怒鳴ることです。
どんな仕事でもそうですがお客様の前で怒鳴っている事は本当に気分が悪いのです。作業員が怒鳴っていて気分が悪いとクレームが入る事も非常に多くあったのも事実です。
注意するのならお客様のいない所で指導するべきです。そんなことも分からない作業員がいるとせっかくの引越しが嫌な気分になるのです。
お互い声を掛け合う
とにかく良い作業は作業員がお互いに声を掛け合います。怒鳴るのではなくです。
大きな家財を二人で持っている時に『段差があるから注意ね』とか『壁に注意ね』『置くときに床に注意ね』など良い意味で活気がある声の掛け合いは統率がとれている証拠です。
しかしこの掛け声が『おい!持てよ!』『早くしろ!』などの声は要注意です。統率がとれていない場合が多く破損が出やすい状況なのです。
まとめ
良い引越し作業員とは簡単ですが下記の当たり前の内容だと思います。そして引越しをする者が少しでも初心に帰り良い作業をすることを願います。
- 開始時に全員で挨拶と確認が出来ること
- 最低限作業開始時には作業服の乱れを正すことが出来ること
- スピードより気遣いが出来ること
- 怒鳴らないこと
- 声を掛け合っていること