「管理人しし」プロフィール
拠点 愛知県
年齢 40代のおじさん
すこし前まで、大手引越し会社に勤めていました。
引越しの経験と知識は、少しだけ引越し会社を経験した方とは格段に違うと自負しています。(自慢でスミマセン^^;)最終的には管理監督者として支店長職を数年間経験しています。
会社の闇の底までのぞいてきました(笑)
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サイトコンセプト
当サイト「引越し屋さんは何を思う」のコンセプトは、わたしの部下に引越しのノウハウや知識を教えるために作成した「マニュアル」的な役割りでした。
いわゆる手引書です。
引越し会社では、現場作業も営業も「体で覚えろ」的な流れが色濃く残ります。
実際にはいろいろなことが現場で起こるため、引越しの作業員や営業マンは、その場で考えて対応するしかありません。
そのため、現場で悩んで困っている従業員のために、引越しについての手引書の作成を考えたのが始まりです。
従業員が引越しのことで悩んだら、当サイトを読むことで解決策が見つかる、そんな内容が当初の最大コンセプトだったと言えます。
その後、引越しをこれから行う一般のひと向けに、コンセプトを変更して現在に至ります。
ですから、このサイトは引越しの従業員の方にも、引越しをこれから行う人にも読んで頂きたいという想いがあります。
そのため、他の方が運営する引越しについて書かれたサイトとは、大きく違いがあると思います。
コンセプトの詳細はこちら
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当サイトの方向性・コンセプト
たくさんの引越しに関するブログやサイトがある中で、当サイトに来ていただいて大変嬉しく感謝致します。 この「引越し屋さんは何を思う」のコンセプトは2つあります。ちょっと他には無い引越し情報を発信すること ...
引越しの知識・経験について
大手引越し会社にて社員として10年以上勤めます。
新人時代
入社当初は引越し作業を中心に行う。
その当時の苦労で一番大変だったのは、仕事がつらいということよりも、ベテランアルバイトからの圧力でした。
肉体労働系の現場では、人間関係が一番大変であると再認識します。
その後、営業と現場作業を半々くらいで行い、営業所の移動を繰り返しながら社内でキャリアアップを図ります。
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アルバイトと社員のどちらが偉いの?!引越し屋の内部事情(カースト)を教えます
引越し屋に社員で入社したいひと、アルバイトをしてみたい人は多くいると思いますが、いったい引越し屋とはどんな人間関係であるのか疑問にお答えしていきます。 こんな記事も読まれています 年末年始の引越しの注 ...
管理職時代
入社から4年ほどで支店管理職として着任、副店長として業務に当たる。
この時の苦労は、労働時間の長さとほとんど休日の無いところでした。
以後、本部の人事部に移動して会社全体の業務に参加。
本部職員を経験後、営業管理職に移動。
営業の第一線で、他社の営業とグリグリの戦いをおこなう。
1日に最高7件〜8件もの訪問見積もりを行うスケジュールは、過酷な労働環境でした。
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仕事として引越しの営業は難しいのか?転職・就職について考えます
転職・就職の時に引越し会社を候補にすることもあると思います。 今回は引越し会社の中でも営業職について興味のある方向けに引越しの営業とはどの様なものか教えたいと思います。 引越しの営業は待 ...
支店長として着任
いろいろな店舗に支店長として着任。
支店長として業務ににあたるが、ひとつの店舗での任期は短く、店の運営に苦労する。
経営戦略、人員募集から育成と管理まで行う。
その後、引越し業界の絶望的なブラック具合に辟易して退職に至ります。
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極論、引越し会社はブラックなのか?長年引越し屋にいた管理人が内情を暴露します
credit: Stéfan via FindCC 引越し業界がブラック企業と騒がれて、いろいろとニュースになっています。 その中でも話題の週間ポストに掲載された「アリさんマークの引越社」ミスした社員 ...
引越し会社での経験と、たどり着いた想い
一番辛かったことは、人を騙して入社させる会社の手口と、引越しで発生する破損や車両事故の弁済を従業員に負担させることでした。
払えない場合には分割払いを勧め、会社に借金を負わせることで、会社の奴隷が出来上がりました。
役員やオーナーのブラックな思想を身近かに知ることになり、会社に対して改善の余地が持てないと判断して退職に至ります。
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引越し業界に転職したい人は真実を知るべき
By: kev-shine 引越し業界はブラックと言われていますが転職を希望する人は後を立ちません。 どの業界でもそうですが求人情報と現実のギャップは入社するまで分からない事が多々あります。求人情報か ...
従業員は良いひとが多い
引越しと聞くと、ハイパーブラックなヤンキーチックな人ばかりと想像しますが、事情はまったく違います。
20年以上前の引越し業界は、確かに肉体系を誇るヤンチャな人たちで構成されていましたが、今では普通の人たちしかいません。
それこそ、「荷物なんて持てるの?!」と外見から感じる人たちもたくさんいました。
小さな引越し会社では分かりませんが、大手引越し会社では昔のようなヤンチャな人は採用されません。
採用基準も非常に厳しくなっており、特に暴走するような体力自慢の危険な人材は避けられるようになりました。
やはり時代が違うということです。人当りが柔らかい人もたくさんいました。
最後に
引越し屋は最高に楽しいです。
仕事として成り立つのであれば、一生の仕事にしても良いと思っていました。現在は引越し業界から離れましたが、会社がまともであれば素敵な仕事だと思います。
やりがいもあり、お客様にも感謝される、男として承認欲求が満たされる仕事です。
しかし、これから引越し業界に飛び込もうとする方は、しっかりと考えて行くようにしましょう。
給与などの待遇面や破損の自腹関係は、引越し会社全般の闇です。その点を理解して、引越し業界にチャレンジするようにしましょう。
当サイトは有意義な引越しに関する情報を、生々しくリアルに発信していきます。
キレイな引越しサイトではありませんが、引越しの全てはココに詰まっていると自負しています。これからも有意義な情報を発信していきますので、よろしくお願い致します。
引越しの「手引書」はこちらからどうぞ
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引越しのすべてが分かるサイト「引越し屋さんは何を思う」
引越しの疑問は誰に聞けば良いのか?いざとなると良く分からない事ばかりです。 何から始めれば良いのか、手続きはどうしたら良いのか? 引越しを安くするにはどの様に交渉したら良いのか? 荷造りのコツ、見積も ...