引越しをすることが決まり、いろいろな手続きや手配をしなくてはなりません。
電気・ガス・水道などのライフラインや電話、インターネットの移転手続きなどすることは目白押しです。
その中でも一番頭を悩ませるのが引越し業者の選定と言えます。
引越し業者の数はたくさんあり、どの業者に依頼すれば良いのかも分かりません。
いざ依頼する段階でも、引越し費用の相場がいくらぐらいなのかも検討がつかないと思います。
引越し費用の相場はいくらなのか
多くの引越し作業に「定価」という考え方は基本ありません。
提示する金額はあるにはあるのですが、そのまま「定価」で提示することはごく一部の時期でしかないと言えます。
割引のない「定価」で提示する時期は、引越しシーズン期と呼ばれる3月・4月の繁忙期などに限られます。
それも定価と呼ばれる価格よりも上乗せしたシーズン料金になるので、やはり「定価」など存在しないと同じです。
それでは引越し費用の相場はいくらなのか
この相場という考え方は大変難しく、厳密にはいくらであると言えないのが現実です。
引越し業者は比較される相手(複数の見積り業者)があることで、相対的に引越し代金の提示額が下がっていきます。
引越し代金の提示を例えるなら、「入札」と考えることができます。
引越し業者各社がライバルである他社と引越し料金の下げ合いを「入札」していくと思っていただければ分かりやすいでしょう。
ほとんどの場合は、引越しを依頼する側として考えると、料金の安かった業者を選ぶことが大半です。
あえて提示額の高い引越し業者を選ぶことは稀だと言えます。
インターネットで出回る「相場」は参考にならない場合が多い
相場が参考になるのはパソコンやテレビなどの電化製品などは、製品が同じモノに対して、販売店が金額を設定します。
同じ製品のため、比較もし易いと思います。
しかし、引越しに関しては当然ですが、電化製品と同じような考え方はできません。
引越しの内容や時期、トラックの空き状況、他社の提示金額の状況などいろいろと金額に対する要因が多すぎるのです。
例えばサカイ引越センターの引越しが4トンで4万円だったとインターネットで情報があったとしても、同じになるかは分かりません。
いま現在のいろいろな要因を踏まえた状況次第だからです。
結局は引越しの相場は見積りをするしか分からない
引越し費用の相場という考え方は、言及できませんが、経験からの参考として言えば次のようになります。
閑散期、トラックの空きが多い日は、2トントラックで市内の移動が2万円が最安値に近い金額となります。
繁忙期、トラックの空きがほぼ無い日は、2トントラックの同じ条件で4万円~8万円に及ぶこともあります。
ただしこの金額はあくまでも参考でしかありません。参考にもならない相場とも言えます。
結論として言えば、見積りをするしか今現在のリアルタイムな「相場」は分かりません。ここが引越し料金の悩ましいところと言えます。
引越し業界の相場に関しては下記の記事を参考にすると良いでしょう。
★参考:料金の考え方を暴露!引越し料金の相場は考え方が特殊です
引越しの見積りを依頼する前に参考になるサイト
引越しの見積りを一括見積と呼ばれる「引越し見積り比較サイト」から依頼すると最大10社から見積りに関しての連絡が入ります。
大変便利と言えますが、たくさんの引越し業者から一斉に見積りの話をされても困惑してしまいます。
そのため、いま現在の相場を知る意味合いでは引越し比較サイト最大手の「引越し侍」が便利です。
相場確認をするには引越し侍のトップページから「今すぐネットで料金比較」をクリックすれば簡単にできます。
「引越し侍」が他の一括見積をする比較サイトと違うのは「相場確認」をできるところがスゴイ。
今住んでいる住所、引越し先地方、人数や条件を入力していくと、画面上で候補の業者が複数表示されます。
そして引越し代金まで提示があるので、今現在の相場が分かってしまうのです。もし気にいった引越し業者があればそのまま予約が完了できるのも大変便利です。
この段階では見積り依頼はされていないので、いきなり引越し業者から連絡が入ることもありません。
もし気にいった引越し業者が無ければ、そのまま一括見積りを依頼することも可能です。
まとめ
引越し費用相場は流動性が高く、ネットの情報はあまり役には立ちません。
自分自身の引越しする日程と行程での相場を知りたければ、引越し侍のネット上で相場が分かるサービスを利用するのが一番確実かもしれません。
料金も登録も必要ないので参考に使ってみてはいかがでしょうか、大変おすすめと言えるサービスです。