ストーカー被害による引越しは少なくありません。
原因は様々となりますが相談を受ける事は多くあります。
注意する点
必ず引越しの見積もりを来てもらう前に引越し業者に相談しましょう。
どこで情報が洩れるか分かりません、引越しの日だけ注意すれば良い訳ではなく事前に洩れそうなところは注意しなくてはなりません。
一番最初のアクションである見積もり依頼から注意する必要があります。
なぜかと言いますと引越し業者の見積もりは営業用の車で来る事が一般的になりますが、引越し業者の車には大きなロゴが入っています。それこそ周りに引越しをする事を告知している様なものです。
ストーカー被害を受けているのなら絶対に避ける必要が有ると思われます。
ではどの様にと疑問が出てくると思いますが、引越し会社にとってはストーカー被害に対しての引越しは経験が多くあります。そのため色々と相談に乗ることができます。
具体的にはどの様な対策?
具体的には次の様なことが挙げられます。
見積もりに来て貰う際に会社のロゴの入っていない車で来てもらう。
通常は何も問題なく対応して貰えます。対応を拒む会社や対応の感じが悪い業者は見積もりに呼ばない方が良いでしょう。
見積もり段階で相談できない業者はその後の情報保護や運搬時の注意などに関して不備が発生する可能性が高くなると思います。
社名の入っていない車であっても遠くに止めて貰うように要望を伝えましょう。ストーカーによって近くに止めた車の中を覗かれる事が考えられます。
中を覗かれてしまうと引越しのダンボールや資材が乗っているので引越しをする事が分かってしまいますので注意です。
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見積もり時に会社に社名の入った服装で来ない様にしてもらう。
引越し会社によって見積もり時の服装は様々です。
それこそ作業着で来る会社もあります。作業着ではなくても会社の社名が入った服装の場合があります。
特に忙しい時期は引越し作業の合間に見積もりに来る会社があります。
当然作業着を着て社名の入ったトラックで来る事もあると思いますので、しっかりと引越し業者に要望を伝える必要があります。
多くの引越し業者の見積もりを取らない
引越し業者の競争は熾烈なものとなります。当然契約が取れなければ何度となく訪問してくる業者もあります。
ストーカーにとって色々な人間の出入りが頻繁にあれば異常に気がつきますので引越しを悟られる事になります。
業者の数は電話対応の際で絞る事がよいでしょう。
電話対応の悪い業者を呼んだ結果、後悔する事になるかもしれません。
それならば最初から呼ばないほうが懸命と思います。
運搬時の注意
完璧な予防策は無いのですが引越し当日にトラックへの積み込み完了後、違う場所に寄ってから引越し先に行くことも出来ます。
それこそ高速道路に乗って大回りしてから引越し先に行く事も効果があると思います。
ただしどれも完璧に付けられてしまっては無駄になってしまう可能性もあります。では方法が無いのかと言えばより効率的な方法はあります。
荷物を引越し会社で一時保管をして後日引越し先に搬入するという方法です。
当然費用は保管料と2回分の引越し代金が掛かります。ただし一番効果がある事は確かだと思います。
しかし最終的には引越し業者は犯罪行為に対しての力はありません、原則ストーカー被害に対しては警察に相談するほうが良いでしょう。引越しをしたのにストーカーに着けられ所在が分かったとしても引越し会社は責任を負う事は出来ないのです。
それに根本的な解決にはならないかもしれません。
ただ引越し会社は協力が出来るというだけと認識して下さい。