運搬中に壊れやすい物の代表に「プラスチックの衣装ケース」が挙げられます。
極端な言い方ですが、引越しの作業中に割れなかったことは無いという印象すらあります。
それほど割れやすい「プラスチックの衣装ケース」はどうしたら良いのでしょうか?
衣装ケースは高確率で割れる
「えっ落とすの?」では有りません、割れてしまうのです。
どんな雑な扱いなのと思われた方が多いのではないでしょうか、しかし事実は「経年劣化」によるものが大半です。
プラスチック自体が経年劣化により割れやすくなる
原因としては紫外線がもっともな原因のひとつです。
よく外に出しておいたプラスチック製品は、年数が経過するとバリバリと簡単に割れたりします。
具体的には洗濯物を干すときに使う「洗濯バサミ」などは古くなると崩れるように割れてしまいます。
古い衣装ケースも割れやすくなっている
使用環境に左右される事なのですが、引越し作業の際にヒビが入っている物や完全に割れているものを良く見かけます。
使用している側として信じられない事だとは思いますが、それほど「経年劣化」はプラスチック製品にとって避けられない事なのです。
たとえ引越し前に割れていなくても、運搬時に割れてしまう事があります。特に書籍や書類などの重たいものが入っている場合はその重みで下の段の衣装ケースが割れてしまいます。
「経年劣化」が進んでいると衣装ケースを持っただけでバリバリと割れてしまう事があります。引越し作業員にとって実は厄介な荷物なのです。
特に割れるポイントは
実は割れる場所で一番の可能性はトラックの中なのです。
トラックの荷台に積み込みをする際には衣装ケースの上に他の荷物が乗ることになります。
同じ衣装ケースが上に積み込まれる場合も有れば、その他の荷物の場合もあるのですが、重量がプラスチックの衣装ケースの上にかかる事になります。
「経年劣化」で割れやすくなっている衣装ケースに重量がかかれば割れてしまうのです。
トラックの振動によるところも大きな要因となっている事もありますが、 想像以上にトラックの荷台の振動は大きく、荷物に負担がかかるのです。
衣装ケースを確認してみる
一度引越し前に衣装ケースを確認してみる事をお勧めします。現状で割れている箇所が有るかもしれません。
割れていなくてもヒビが入っている物や、割れそうな変色している物が有るかもしれません。この引越しの際に買い替えや違う収納方法も考えるいい機会かもしれませんので一考しては如何でしょうか。
ただし買い換える場合には引越し先で考えたほうが良いので、引越し前に買い換えてします事は止めたほうが良いと思います。
引越し先の状況やスペースに合わせて収納家具や衣装ケースの買い替えをした方が間違いないのです。
ボロボロになっている衣装ケースは要相談
引越し業者に運搬してもらう際に必ず相談はする様にして下さい。
それほど「経年劣化」の進んだ衣装ケースの運搬はリスクが高いのです。
特にボロボロになっているような「経年劣化」の進んでいるものは運搬に耐える事は難しいので必ず告知をするようにして下さい。