引越しに限らず訪問営業をする仕事は靴を脱ぐ機会が大変多いです。特にこれからの暖かい時期は汗かきの人には地獄のようなシーズンと言えます。
自分で気にする以上に訪問先のお客さんは汗や臭いに敏感です。臭いが気になって商談がまとまらない事も当然ですがあると言えるでしょう。
今回は営業マンに汗と臭い対策についてアドバイスをします。
営業マンは自分の汗の臭いに気がつかない
営業をしている多くの方は自分の臭いや汗について、あまり認めたくはないのが心情です。自分が臭いなんて思いたくないのは分かります。
自分が臭い、足汗がフローリングに付く、こんなことは止めることが出来ないので気にしないようにしているのではありませんか。
しかし商談の時には相手は気になって仕方がありません。特に引越しの営業は部屋の荷物を全て見て回ります。家の中を隅々まで歩きまわることになるのです。
その時にフローリングや畳に足汗が付いてしまうので印象は最悪と言えます。当然ですが臭いも必ずあります。汗をかいても臭いが無いなんて絶対ありません。
汗をかくけど臭いは大丈夫と思うのは自分はだけです。相手はその様には100%思ってはいません。
それどころか「フローリングに足汗が‥」「臭いがキツイ」と頭の中ではずーと考えていると思った方が良いでしょう。
足汗や臭いがあると商談が決まらない
お客さんが思うことはひとつです、「臭いがきついな、早く帰ってくれないかな」と必ず思います。気分を概して商談どころではなくなるのです。
酷いようですが臭いは集中力を削ぎます、見積もりを真剣に聞いてもらえなくなるのは事実と思って下さい。
せっかく営業力があってもその力が活かせないのは自分では気がついていないけど汗と臭いのせいかもしれません。
臭い予防には最強の消臭効果の「ミョウバン水」
いろいろな制汗スプレーやクリームなどが市販されていますが、実はすごい効き目と話題なものは「ミョウバン水」というものです。
このミョウバン水は商品として出来上がったものが売っている訳ではありません、自分で作るのです。
食品添加物のミョウバンを水に溶かしたものが「ミョウバン水」です。こうやって書いていると簡単ですよね。
特別な作業は必要ありません、水にミョウバンを溶かすそれだけです。
ミョウバン水の効果
ミョウバン水にはつぎの作用があります。
- 殺菌作用
- 消臭作用
- 制汗作用
- 収斂作用
ミョウバン水は無臭で使用にはまったく問題はありません。
それどころかこれだけの効果があるので汗や臭いで悩んでいる方にとって無くてはならない必需品といえます。
しかしミョウバン水を知らない人があまりにも多くいるのも事実です、非常にもったいない事だと思います。
「ミョウバン水」は効果があるのに激安
ミョウバン水を作るのに必要な「焼ミョウバン」はスーパーやドラックストアで30g100円くらいで売っています。
30g入りの焼ミョウバンから作ることができるのは実に10リットルのミョウバン水ができます。
100円で10リットルなら足汗だけでは無く、わきにも使えますので汗と臭いが気なる人には最高のコストパフォーマンスがある魔法の水となるでしょう。
食品添加物なので安全性も大丈夫
汗や臭いを止めるために変な薬品を使う訳ではありませんので安心です。体に直接つけるので変な物は付けたくありませんよね。
その点では食品売り場で買うことができるミョウバンは安心と言えます。
ミョウバンとは
染色剤や防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤などの用途があり、古代ローマ時代から使われてきた。上質の井戸がない場合、質の悪い水にミョウバンを入れて不純物を沈殿させて飲用に使うこともあった。また、腋の制汗・防臭剤としても使用されていた。天然のミョウバンは白礬(はくばん)とも呼ばれ、その収斂作用、殺菌作用から、洗眼、含嗽に用いられることがあった。
出典:Wikipedia
ミョウバン水の作り方
用意するものはつぎの物になります。
- 500mlのペットボトル
- ミストボトル
- 焼ミョウバン
- 水道水(ミネラルウォーターは塩素が入っていないため保存に適しません)
まずはスーパーで「焼ミョウバン」を買います。食品売り場の塩や砂糖が売っているコーナーに置いてあります。重曹の隣に置いてあるのを良く見かけます。
100円ショップでスプレー用のボトルを購入します。100mlのものが持ち運びにも便利ですよ。
500mlのペットボトルは何かジュースでも飲んで空になった物で良いです。
水は必ず水道水を使用してください。ミョウバン水は大量に作ることができるので、ある程度の期間を保管できる必要があります。そのためには塩素が入っている水道水がベストです。
1.初めに空の500mlのペットボトルに焼ミョウバンを15g入れる
本来は水30に対して焼ミョウバン1の割合になります。その場合は500mlの水には16gほどになりますがそこまで細かく計る必要はありません。
30gの焼ミョウバンを購入すれば目分量で半分入れると良いでしょう。
ここで注意は計量スプーンで計ると間違えます。大さじ1杯は15ccとなりますが水であれば15cc=15gになります。
しかし液体ではない焼ミョウバンは15cc=15gにはなりません。15ccの焼ミョウバンは5g程度にしかなりませんので体積と重量を間違えないようにしてください。
2. ペットボトルに水道水をいっぱいになるまで入れキャップをして振る
ただしミョウバンはすぐにはきれいに溶けません。
焦らずに1日おくと透明なミョウバン水の原液になります。注意ですがこの段階で完成したミョウバン水は「原液」になるので直接体につけないようにして下さい。
3.ミョウバン水の原液を10倍以上にして使う
スプレーできるミストボトルに少しの原液を入れて水道水で10倍以上に薄めれば完成です。
ミョウバン水の使用は早めに使い切りましょう。原液は遅くても1か月以内の保存に留めます。薄めて使用するミョウバン水も1週間以内に使い切るようにしましょう。
防腐剤が入っていないので長期保存はできませんので注意が必要です。
使い方
汗や臭いが気になるわきや足に直接スプレーします。たれてくるようでしたらタオルなどに少しミョウバン水を浸して体につけると良いでしょう。
風呂上がりなどの清潔な状況で使うのと兼ねて気になる時にスプレーします。汗がひどいときには1度スプレーしてからきれいなタオルなどで1度拭き取ります。
拭きとったきれいな状態で再度スプレーすると効果的です。
自分自身の気になる部分だけではなくペットなどの気になる臭いにも有効です。万能と言えるのがミョウバン水と言えますので試してみることをお勧めします。
一度は試して頂きたいコストパフォーマンス抜群のミョウバン水ですが、作る余裕がない方は市販品で対応するのも良いでしょう。
次のような商品もありますので参考にしてはどうでしょうか?
足汗や臭いには足汗用・制汗ミスト【足サラ】
わきの臭いや加齢臭にはクリアネオメンズが評判が良いようです。
まとめ
足汗や臭い対策で営業の成約率が上がるかもしれません。
少なくとも汗や臭いがひどい状態より話を真剣に聞いてもらえる事は確かです。他の競合する営業マンも同じように汗や臭い問題を抱えているかもしれません。
その場合は当然ですが対策をした方が印象は良いのは当然だと思います。
汗や臭いは文句を言えないデリケートな問題です。そのため「臭いから話を聞きたくない」とは相手は言えません。しかし言えないからこそ知らない間にあなたの印象が悪くなっているのです。
相手の気持ちを理解して改善しなくては契約を頂くチャンスを自ら棒に振っているようなものです。万全の体制で営業をするように頑張って下さい。
お金がほとんどかからない「ミョウバン水」をぜひ試してください。試すのはタダ同然です、損はないと思いますよ。