引越しの見積もりは、時期的にどのタイミングで依頼すると良いのでしょうか?
引越し経験が少ない、もしくは未経験の方はかなり迷われることだと思います。
引越し日に対してなるべく早くに見積もりをするのか、それとも引越し日の直前ギリギリで見積もりをするほうが良いのかを業界内部の常識として説明します。
引越し料金の考え方は「時価」である
まず始めに理解しておかないといけないのは、引越し業界の料金は定価販売が無いと言うことです。
その時々の状況で大きく左右され、トラックの残り台数で料金の割引率が変動します。
つまり「時価」という考え方ができます。
例えば4トン車での引越しの場合で、まったく同じ工程を行ったとしても10万円かかる場合もあれば、半額の5万円で行うこともできます。
それも日程が1日違うだけで、このような倍の金額差が出ることも往々にしてあると言えます。
なぜ「時価」のような料金設定がおこるのか
引越しの人気日には大きくムラがあります。
年間で考えると3月と4月の人気が高く、月間では土日に集中します。
そしてその中でも更にお日柄の良い「大安日」に人気が集まります。
大手と言われる引越し業者の店舗構成は、1店舗でトラック10台~15台前後が一般的と考えることができます。
中小の引越し業者の場合は10台未満が大多数であり、ごくわずかな数台で運営している場合もあります。
仮に1店舗のトラックが10台と考えると、引越し予定日の1ヶ月前に1台しか空きのトラックがない場合と、9台の空きがある場合とでは料金提示が異なります。
当然ですが1台しかトラックの空きが無い方が割高になってきます。極端な言い方をすれば「プレミアム価格」とも言えるでしょう。
逆に残り1ヶ月で9台も売れ残っている場合には、たたき売りをしてでも売らなくてはなりません。
もし10台中9台のトラックの予約が埋まらなくては、経営側としては人件費とトラック維持費の無駄になるので、できるだけ避けたいのです。
そのためには場合によっては赤字覚悟で割引をしてでもトラックを稼働させたいと考えます。
その状況下にピッタリ当てはまった時には大きな値引きを得ることが可能となるのです。
もしも、引越しの日程が特別決まっていない人は、トラックの空きが多くある日に合わせて交渉すると大きな値引きをゲットできると言えます。
このような理由から引越し業界の料金提示が「時価」と言われる大きな理由です。
シロウトにはトラックの稼働が少ない日は分からない
トラックがたくさん余っている日程なら安くなると安易に考えがちですが、ここは少し慎重にならなくてはなりません。
なぜなら、引越し業者としても赤字覚悟で契約をほしいのは当然ですが、それでも少しでも割引を少なくしたいと思うのは当然のことです。
そして何より、トラックの空きは公表されているわけではありません。そのため交渉もなかなかうまく捗らないのです。
本当はトラックがたくさん空いている日程では、10万円頂きたい引越し料金を5万円まで値引きしてでも契約に持っていきたいのですが、仮に8万円くらいで収まれば底値である5万円で最初から提案するよりも利益が大きくプラスになります。
引越しの日程がトラックのたくさん余っている日でも、引越し業者として駆け引きを行います。
逆にトラックの空きが1台しか無い状況では駆け引きもほぼありません。高い金額を提示されるだけで終わります。どうしても日程を変えることが出来ないひとはこの段階で交渉も終了といえます。
しかし、日程の変更ができるひとは、そこからトラックがたくさん空いているお値打ち日に誘導されます。
その場合は金額にして倍も違うことも普通にありますので、交渉を踏まえ上手に値引きを引き出しましょう。
値引き交渉は相見積もりが基本、それ以外では底値は出ない
値引き交渉にはテクニックが必要です。
電気屋でテレビを購入する際でも、近くの電気屋での見積もりを伝えた方が効果的なのは当たり前です。
しかし、相場もわからず、比較対象もない状態で交渉しても底値にはなかなかたどり着きません。
これは営業マンとの駆け引きであり戦いといえるのです。相手も商売で行っています、慈善事業ではないので極力利益を出さないといけません。
「取れるとこから取る」商売の基本だと言えます。
しかし、営業マンは「もう限界ですよ~」なんていう感じで、底値まで値引きをしたパフォーマンスをします。すべての営業マンは「役者」だと思ってください。見事に演じきっていますよ。
「本来は10万円までしか値引きできないのですが、特別に割引をいれて8万円が限界です!これで決めてください!」なんてことはいつもどおりの通常営業のトークです。
見積もりの値引きに騙されるな!その引越しの割引きは信用できますか?
本当に底値を引き出すには、ライバル会社と相見積もりする
複数の引越し業者を見積もりすることを「相見積もり(あいみつもり)」と言います。
とことん値引きを頑張って引き出したいと思っているひとは10社から相見積もりを取る場合もありますが、通常は3社から5社くらいが一般的です。
あまり多く呼びすぎても断るときに大変な思いをする場合があるので注意が必要です。確かにたくさんの業者を呼ぶのは効果的ですが、よく考えて見積もり依頼をするようにしましょう。
見積もりを呼ぶ際に選ぶ業者はどこがよいのか?
まずは必ず、引越し専業の見積もりを取るようにしましょう。
引越し専業とは「アリさんマークの引越社」「サカイ引越センター」などです。
そして「ヤマト運輸」「日通」などの運送系の引越し業者も加えると効果的です。特に県外などの移動距離が長くなればなるほど、大型車やコンテナでの輸送方法を持っている運送系の引越し業者の方が経費を削減できるため安くなる場合があります。
しかし、市内や近いところへの引越しは引越し専業の方が安くなる場合が多いです。
状況によって(トラックの空き状況)は運送系と引越し専業との料金も逆転する場合もあるので一概には言えません。
そのため両方の業者から見積もりをするのが得策です。
交渉が苦手でも「相見積もり」をすることで業者同士の値引き合戦が行われる
「値引きをするのは苦手、、、。」という方は多くいます。
しかし、相見積もりをすることで、引越し業者同士が勝手に値引き合戦をします。
こちらから交渉しなくても「他の引越し屋さんはいくらでした?」なんて聞いてきます。その場合は正直に伝えましょう。
心配は無用です。最近の引越し業界では他社の見積もりがあるのは当たり前、それが大前提になっています。
引越しの営業マンはいかに他社の引越し業者の情報と金額を探り出し、お客さんと交渉するかを考えています。他社の見積金額を教えないのはかえって見積もり期間が長期化するだけでメリットはありませんので、始めから伝えて交渉しましょう。
引越しの見積もりはいつ依頼すればよいのか?
見積もりは早ければ早いほど良いです。
当然ですが引越し日の1週間前と1ヶ月前ではトラックの空き状況が大きく変わります。
まれに、引越しギリギリで見積もりして大きな値引きを引き出すことができますが、それは引越しの1週間や数日前では空いているトラックがもう埋まらないと判断するからです。
しかし、そうそう都合よくトラックが空いていることはありませんので、リスクを考えるとギリギリでの見積もりは避けたほうが無難です。
思い立ったらまず見積り依頼をしましょう。そのほうがお互いに余裕もあり、大きく値引きを引き出せる確率は大幅にアップするでしょう。
引越し侍
引越し業者に影響力のあるNO.1
提携業者数は業界トップの267社と、最強の引越し見積もり比較サイト「引越し侍」
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