引越し先が新築戸建ての場合に注意する事に駐車場が挙げられます。
とくにトラックは乗用車と違い重量が重いので、注意が必要になります。
駐車場にトラックを入れてはいけない
新居の搬入の時に便利なスペースが駐車場のスペースになりますが、このスペースには絶対トラックを止めてはいけません。
駐車スペースに入れる危険性
トラックは大変重量があります、特に荷物を満載に積んだ状態では重量があり過ぎる為に駐車場を傷める可能性があるのです。
コンクリートが割れる可能性
通常は乗用車の出入りを想定している為にコンクリートが割れることや一部が沈み込む事も可能性があるのです。
その様な事態になれば部分的な補修は難しく、駐車場一面全てをコンクリートの施工をし直す必要があります。その場合には金額的にも数十万円かかる事になるのです。
オイル染みが付く可能性
引越し業者のトラックは常に整備をしていますが、毎日の走行距離も多い為に常に修理を行っている現状です。
時折りオイル漏れが発生する場合があり注意が必要であるのです。
オイル漏れは直ぐに気がつかない
オイルも大量に漏れていれば気が付くのですが、常に整備をしている状況ではオイルが大量に漏れ出すことはまずありえないのです。
しかし少量が漏れている場合には、毎日の出発前の点検では気がつかない事があるのです。オイルの量もチェックするのですが目盛りに表れる程の漏れは起こらないために発見が遅れるのです。
オイルがコンクリートに付着すると取れない
過去にトラックから滲み出たオイルがコンクリートに付着してしまう事が発生した事があります。
その時はオイルを除去する為にあらゆる方法を試したのですが、汚れを落とす事は出来ませんでした。専用の除去剤を使用してもコンクリートの奥まで浸み込んでしまった物をどうする事も出来ないため除去は諦めるしかなかったのです。
その結果コンクリートの張替えでお客様と話しがまとまり、金額にして30万円ほど掛かかったのです。
どのように防ぐのか?
危険性を分かっている引越し業者は戸建ての駐車場には原則進入しないのですが、比較的新しい従業員は危険性を理解していない場合があり進入してしまう事があります。
効果的な防止策
引越し当日に注意を促す事が重要な防止策になりますが、見積もり時にも営業マンに駐車スペースに入れないで欲しい事を告げることが必要になります。
まあ私個人の見解ですが、新築戸建ての駐車場にトラックを入れる行為は無謀としか言いようが無い行動です。ただし救いようの無い無謀な引越し作業員は「大手」引越し会社に限らずどこの引越し会社にも居ますので、自己防衛をするしか方法は無いと思います。
引越し当日は必ず責任者にトラックは駐車場には進入しない様に伝えましょう。
まとめ
新築戸建ての駐車場にトラックは絶対に乗り入れないこと。
通常は引越し業者で理解している当然の事になりますが、個人的に理解出来ていない作業員がいる事が事実なのです。事故が起きないように自己防衛を考える様にしましょう。